訓練について。
失業保険の手続きをしましたが、現在、3ヶ月の給付制限中です。
職業訓練を受けようと考えていますが、財務経理関係で公共職業訓練と求職者支援訓練があります。
どちらも3ヶ月程度で受講開始日もあまり変わらず、日商簿記2級の取得が目標です。
私の場合どちらを選択した方が有利でしょうか?
訓練内容がほぼ同じ内容で訓練期間も同じなら「公共職業訓練」を受講するべきです。

その理由は以下の通りです。
①公共職業訓練の場合は、所定給付日数の残日数等の要件を満たせばハローワークの「受講指示」を受けて「訓練延長給付」の対象となり、給付制限中の場合は給付制限が解除され訓練開始時から修了時まで給付されます。
また、訓練受講中は認定日にハローワークへ行く必要がありません。
一方、求職者支援訓練にはそうした特典がありません。
②受講する訓練施設にもよりますが、公共職業訓練の方が求職者支援訓練よりも訓練内容の質が高い場合が多いです。
当然、公共職業訓練の方が希望者は多くなりますが。

おそらく、ハローワークの担当者も公共職業訓練を勧めてくるとは思いますが、念のためしっかり確認してみて下さい。
臨時職員の期間も、もう少しで終わります。失業したら、職業訓練校に通いたいと思っています。4ヶ月受講というのがありますが、失業保険がの給付が3ヶ月しかありません。
4ヶ月目は、やはり何も給付無しで、通わなければならないのでしょうか。
そして、受講が終了すると、仕事を斡旋してくれるのでしょうか
離転職者向け職業訓練には、現在、公共職業訓練と基金訓練の2種類があります。

失業給付を受給中の方が公共職業訓練を受講した場合は、当初の給付期間にかかわらず、訓練修了まで失業給付が延長されます。

例えば、雇用期間が9月30日で終了し失業給付受給期間3か月の方が、離職後すぐに手続きをして10月12日から受給開始し3か月間受給した後、1月11日開講の4か月間の公共職業訓練を受講したとしますと、

失業給付を受給できる期間は、3か月+4か月=7か月となります。

さらに、失業給付に上乗せという形で「受講手当」(日額500円)と通所手当(交通費実費)が支給されるという特典があります。

まあ、そんなにうまい具合に手続きが進み、ちょうどよいタイミングで受講したい内容の公共職業訓練講座があるかどうかは別にして。。。

基金訓練を受講する場合には、失業給付は当初の受給期間のままで延長はありませんし、受講手当も通所手当もありません。

ただし、所定の所得要件に該当しますと、失業給付受給期間が切れた後、「訓練・生活支援給付金」(単身者月額10万円)という別立ての給付金を受給できる可能性はあります。

なお、就職斡旋があるかどうか、どの程度の内容であるかどうかは、訓練ジャンルによってもまるで違いますし、それぞれの訓練実施校によっても全然違います。

従って、訓練講座や訓練校を選ぶ際に、就職指導や斡旋がどのような扱いであるのかをよく研究して臨む事が重要です。

一般論としては、雇用情勢のよい業種・職種の訓練、訓練内容が高度専門的な訓練、過去の修了者の就職実績の高い訓練を選ぶのが無難です。

基金訓練の方が講座数も多く開講時期もさまざまで選びやすいでしょうが、国から簡単にお金をもらえるので大した実績や設備・講師もない業者が大量に参入している、という実態もありますので、給付金の違いもよくご認識のうえ、訓練講座を選択した方がよいと思われます。
ハローワークで、基本手当を受給しながら
パソコンなどの講座を受けると、
お金が支給されるのでしょうか?

そのようなものがあるみたいな事を
知人から聞いたけど、詳しい事は分からないので
失業保険を貰う中で

パソコンなどの講座を受けると
お金が貰えると聞いたのですが

これは、何か制度としてありますか

その制度名を教えてください、
>ハローワークで、基本手当を受給しながら パソコンなどの講座を受けると、お金が支給される

→ 微妙に少し違いますね。

正しくは、

①失業給付受給中に、ハローワークのあっせんにより公共職業訓練を受けると、(当初の受給期間を超えても)訓練受講期間中ずっと失業給付金給付を受けられる。なおその際、基本手当の他に、受講手当や通所手当も上乗せ支給される

ということです。

これは、公共職業訓練の「訓練延長給付制度」及び「訓練手当制度」と言います。


質問者さんがお聞きになっているのはこの制度のことだと思いますが、念の為に付け加えますと、失業給付の基本手当を受けられない失業者のための制度も別個にあり、

②失業給付金が受けられない方が、ハローワークの支援を受けて求職者支援訓練ないし公共職業訓練を受けると、一定の所得条件にあてはまっている場合、訓練期間中毎月10万円の給付金を受けられる

これは、「職業訓練受講給付金制度」と言います。
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